腰が痛い、といっても痛みを引き起こす原因は様々です。
放置しておくと危険な腰痛をお知らせします。
①椎間板ヘルニア‥腰に負担のかかる重労働や中腰姿勢での作業などによって、骨と骨の間にある椎間板に大きなストレスがかかり、椎間板の髄核と呼ばれる部分が飛び出して神経に触れている状態です。
腰痛だけでなく、脚の痺れや痛みを伴い歩行が困難になります。
重症化すると膀胱や直腸にまで障害が及びます。
②脊柱管狭窄症
脊髄が通っている脊柱管が狭くなり、神経を圧迫する事で起こる症状です。
原因は脊柱管内の変形や骨と骨を支える靭帯の肥厚などが挙げられます。
脊柱管が狭くなっているため、痛みで前かがみになる姿勢を取る事が多くなり、10分程度で腰から足にかけて痛みを伴う間欠性跛行も特徴です。
③すべり症
腰の骨がずれることによって脊髄を圧迫する事で起こる症状です。
変形して突出した椎間板、及びずれた椎体の後方の骨縁などにて馬尾神経、神経根などが圧迫される状態を言います。
いずれも神経を圧迫される事が多く、腰の痛みと脚の神経症状を伴う事が大半です。
急性期は投薬やブロック注射をすることで痛みや痺れが軽減することもありますので、先ずは整形外科でしっかりと診断を受けるようにしましょう。
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