スマートフォンやパソコンが普及した現代では、多くの人が頭を下に傾けた姿勢をとる事が多いかと思います。いわゆる猫背姿勢になる事で頭部が前方へ傾いた状態になります。
頭部が前方へ位置することをヘッドフォワードポジションと言います。
最近ではスマホ首ともいわれている事もあるようです。
<原因>
①長時間の同一姿勢での作業
②高すぎる枕
③うつむき姿勢でのスマホやタブレットの使用
<症状>
①肩や首の痛み、コリ
②頭痛
③手や腕の痺れ など
注意したい姿勢と行動
腹這いになったりあぐらをかいたり 横座りしたりしながら本を読む
前かがみでパソコン作業をする
イスに浅く腰掛けてデスクワークを行う
前かがみで運転する
寝転がって頭を手で支えながらテレビを見る
単純反復作業で、特定の筋肉しか使用しない
イスに腰掛ける時にいつも同じ側の足を組む
バックをいつも同じ側の肩にかける
手提げ荷物をいつも同じ側の手で持つ
長時間同じ姿勢になっている
肩を冷やしている
ヒールの高い靴をはいている
合っていない寝具(枕の高さ・硬すぎる敷き布団)を使用している
ヒトの頭部は体重の10%程度と言われており、ヘッドフォワードポジションは頭が前方へ
突出して約20~30°の傾きがある状態です。
30°傾斜しただけで頭を支える筋力が3倍以上必要になると言われています。
日常生活での姿勢の意識がとても大切になりますので、首や肩に不調がある方は一度ご自身の姿勢を見直してみてはいかがでしょうか??
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